

聖ヴィンセンシオ・ア・パウロ会
SSVP-Japan
The Society of Saint Vincent de Paul - Japan
聖ヴィンセンシオ・ア・パウロ会(The Society of Saint Vincent de Paul)は、最も支援を必要としている人々への奉仕を通じて、個人的かつ霊的な成長を目指す一般信徒のカトリック信者によって構成された国際的な組織です。
The Society of Saint Vincent de Paul is an international organisation formed of lay Catholics, who seek personal and spiritual growth through service to those most in need.

Origin of SSVP
聖ヴィンセンシオ・ア・パウロ会の始まり
フランス・パリ ― 1833年4月23日。日々目の当たりにする社会的不平等と不正義に心を動かされた若い大学生たちが、信仰と行動で応える決意をしました。友情と世界を変えたいという願いに結ばれた彼らは、最初の「慈善の会議(Conference of Charity)」を設立し、信仰を分かち合い、それを具体的な行いとして生きる共同体を築いたのです。
彼らの使命は祈りと奉仕の結合でした。パリでも最も貧しい地区の一つであるムフタール地区を訪ね、思いやりと援助を届けました。その働きを導いたのは、愛の宣教女会のシスター・ロザリー・ランドゥで、彼女は聖ヴィンセンシオ・ア・パウロの精神と教えをもとに、若者たちを励まし育てました。
1834年、彼らの会議は聖ヴィンセンシオを守護聖人とし、聖母マリアに自らを奉献しました。翌年には最初の会則が制定され、1839年には国際評議会総会が設立され、後に全世界へと広がる運動の礎が築かれました。




